vermin control
trouble
上記のような症状や現象が現れていたら、害獣がいる可能性が高いです。アライグマやタヌキなど、一見可愛く見える動物もいますが、野生動物には寄生虫やウイルス感染のリスクもあるため、安易に触ろうとはしないでください。
Damage by vermin
害獣が家の中はもちろん、畑・庭などに潜んでいることによって、様々な被害が発生します。建物被害、健康被害、食害に分けてここではひとつずつ紹介して行きます。
害獣が家の中に入り込むと、壁の中や天井に巣を作り、そこで生活をしてしまいます。糞や尿によって天井などが汚れ、異臭がするようになります。尿による天井のシミは一見すると雨漏りのように見えるため、おうちの方が雨漏りだと思っていたということもあります。天井に害獣の糞尿が溜まることによって天井が落ちてしまう場合もあるので早急な対応が必要です。
害獣の体や糞に潜む寄生虫や菌によって、様々な健康被害が発生します。ノミやダニによるアレルギー性の皮膚炎や、害獣が立てる「ガサガサ」「ゴソゴソ」という音が気になって眠れなくなる不眠症状の他にも、害獣の糞尿による悪臭被害があります。特にハクビシンやイタチは「溜め糞」という習性を持っているため、同じ箇所で何度も排泄するので匂いが強まっていきます。
害獣による農作物の被害は、令和2年度に約161億という被害額を農林水産省が発表している通り甚大な被害をもたらします。被害額を出す7割はシカやイノシシなどの大型害獣です。また、稲、大根や果物などを荒らすだけなく、家の中に入り込んだアライグマがペットとして飼われていたカメの手足を食べるという被害相談も度々聞きます。
Vermin Extermination Methods
害獣駆除の方法は、駆除する害獣によって異なりますが、どの駆除方法を選択するのかは害獣の生態を把握する必要があります。害獣を特定することによって捕獲の可能性も高まり、再発を防ぐための対応も考えることが出来ます。そのため、まずは害獣の特定が必要となります。
まずはどのような被害が発生しているのか正確に把握します。家の中で物音がする、天井にシミがある、畑が食い荒らされた、などです。そうした情報から大まかに害獣の種類を特定していきます。
害獣の糞を見ても、ため糞の習性を持つ害獣かどうかで種類の絞り込みが行えます。また、形状も粒状なのか棒状なのか、不定形なのかでも判断できます。
【ため糞をする動物】ハクビシン、タヌキ、アナグマ
【ため糞をしない動物】シカ、サル、イノシシ
足跡だけでは判断がつきにくい場合があるので、被害状況や糞なども確認しますが、イノシシやシカ、サルなどは比較的足跡もわかりやすいです。写真はニホンカモシカの残した足跡になります。
害獣の足跡
全面を金網などで囲った箱状の罠。形状や強度は捕獲する害獣によって異なるため、適切なものを選ぶ必要があります。
箱の中に餌を設置し、害獣が餌を食べようとすると扉が閉まる仕掛けです。
上部を除いた周囲を柵などで囲う形状の罠。一度設置すると移動が難しいため、長期的に使用する罠として設置します。
柵の中に入ると入り口が閉まり、捕獲する仕掛けです。
写真出典:野生鳥獣被害防止マニュアル(農林水産省)
ワイヤーなどで作った輪を設置し、餌を食べようとした害獣を捕獲する罠。対象の害獣が現れる獣道に仕掛けるため、高い技術と経験が必要になります。跳ね上げ式、押し上げ式などの種類があります。
写真出典:野生鳥獣被害防止マニュアル(農林水産省)
大型害獣を対象とした方法です。捕獲作業をする指揮者、持ち場で害獣を撃つ射手、持ち場に害獣を追い込む勢子で人員構成されます。勢子の代わりに猟犬を活用する場合もあります。
駆除を行う指定エリアを歩き、発見した獲物を銃で撃つ方法です。接近しただけで逃げてしまうので、遠くから正確に撃てるだけの高い射撃技術が必要となります。
静かに身を隠して、害獣に見つからないように接近して駆除する方法。いかに対象の害獣に警戒されることなく近づけるかがこの猟では重要となります。
Flow of vermin extermination
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まずは被害状況を確認するとともに、害獣が何かを糞や足跡・現場の様子などから判断して特定作業に入ります。害獣の種類や侵入経路、被害状況を正確に調査することによって、確実な駆除を行えるようになります。
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害獣の特定ができたら行政機関に捕獲申請を行います。捕獲申請は害獣を捕獲するのあたって、必ず必要となる作業です。この申請が無くては、鳥獣保護管理法や外来生物法で保護されている鳥獣を捕獲することはできません。
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お客様にも作業や今後の流れを説明したのちに、害獣の出現場所にwebカメラと捕獲檻を設置します。webカメラはオンラインで確認できるため、弊社は定期的に自社のPCやタブレットなどで様子を確認します。捕獲檻に中々入らない場合は、webカメラに映る害獣の様子から個体の習性を把握し、捕獲檻の位置を変えることもあります。
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害獣が捕獲できたら、捕獲した害獣の他に潜んでいないのかさらに数日間webカメラを仕掛けて様子を見ます。そうして害獣の出現や痕跡が一才無ければ、捕獲作業を終了します。webカメラに写った場合は、動画のように害獣が見えます。
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害獣が家の中に侵入していた場合は、侵入経路から侵入口を特定し、侵入口の穴を塞ぎ、害獣が汚していた糞尿の清掃を行なったのちに、消毒・除菌作業を行なって、ご依頼完了となります。
Recurrence after extermination
トップ・クリエイトでは発生した害獣の特定や侵入経路の調査をしっかりしたのちに、webカメラと捕獲檻を使用して害獣の捕獲を行います。捕獲後も本当に家の中から害獣を駆除できたのか確認作業を行うため、逃げた害獣がまた家の中に戻ってきたという事態も発生しません。害獣駆除をご依頼いただいたお客様には1年間の保証もつけておりますので、万が一の場合でも再び害獣を捕獲して、お客様の家から確実な駆除を行います。
トップ・クリエイトが対応する害獣について
トップ・クリエイトが対応している害獣を紹介しています。害獣の特徴についても触れていますので、被害があってもどの害獣かわからないという場合などにご活用ください。
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