pests control
trouble
上記のような症状や現象が現れていたら、害中がいる可能性が高いです。ハエやゴキブリなど、直接的な害はなく不快感だけだと思われがちな虫ですが、細菌感染やアレルギー症状の発生リスクもあるため放置するのではなく、専門家に相談してください。
Damage caused by pests
害虫には主に「生活害虫」と「衛生害虫」の2つの種類があり、種類によって引き起こす被害が異なります。
シロアリやキクイムシなどが家の中に入ってくると、柱や畳、基礎部分を食い荒らしてしまいます。1995年に発生した兵庫県南部地震の際において、倒壊した建物を大阪市立大学の宮野教授と土井准教授が調査したところ、
出典:兵庫県南部地震による木造家屋被害に対する蟻害・腐朽の影響
健康被害を引き起こすのは衛生害虫です。人体や衣類などに潜んだダニなどによって刺された箇所は痒くなり、赤く変色します。また、アレルギー反応によって喘息を引き起こす可能性もあります。そしてそうした吸血の習性を持つ害虫は、様々な細菌を保有しているため、人や人を介して病原菌を運んでくる場合もあります。ブラジル・リオデジャネイロ連邦大学では、ハエが数百種類の細菌を持っており、胃がんやリンパ腫などを引き起こすピロリ菌を一番多く持っていたと研究結果として発表しました。
害虫は農作物を食い荒らしたり、果樹の栄養を奪って果実を育たなくさせます。海外でも病害虫の発生地域が拡大している影響で、日本でも対応が緊急課題となっています。農林水産省では、世界の食糧の80%以上が植物由来で、このうち20〜40%が病害虫で失われていると発表しています。また、農作物だけではなく家に侵入した害虫は衣類も食い荒らします。
Pests Extermination Methods
害虫駆除の方法は、駆除する害虫によって異なりますが、どの駆除方法を選択するのかは害虫の生態を把握する必要があります。害虫を特定することによって確実に駆除を行える上に、再発を防ぐための対応も考えることが出来ます。そのため、まずは害虫を特定が必要となります。
害虫にはそれぞれ活動場所や活動時期が決まっているものがあります。そのため、被害が発生している場所と時期を考えると大体の害虫の種類が特定できます。例えばシロアリに関していうと、名古屋では4月〜6月にヤマトシロアリがよく発生し、知多半島や伊良湖など少し暖かい場所では6月〜8月にイエシロアリが発生します。
注意が必要な
「アメリカカンザイシロアリ」について
注意が必要なのはシロアリ「アメリカカンザイシロアリ」です。この種類のシロアリが発生した場合、駆除方法は発生した建物を燻蒸することになるため、その後半年間は家に住めなくなります。被害が起こる前に、アメリカカンザイシロアリだと思ったら、もしくはシロアリの被害があると思ったら、すぐにご連絡ください。
押し入れに発生した粉状の糞
拡大したアメリカカンザイの糞の様子
写真出典:江戸川区役所
害虫の糞によっても種類を特定することができます。例えばゴキブリの糞でも2種類あり、糞を見ることによってクロゴキブリなのかチャバネゴキブリなのかを判断することができます。シロアリの糞は砂状でよく見ると俵形をしています。こうした糞の特徴からおおよその害虫の種類を特定していきます。
害虫が食害した様子を見て、種類を特定することができます。キクイムシの場合はフローリングなどの木材に小さな穴が空き、木屑が積もります。シロアリの場合は、シロアリの進む蟻道ができたり、木材がボロボロになっていきます。
害虫が餌として巣へ運ぶため、成虫も幼虫も連鎖的に駆除することができる方法です。巣の奥に潜む個体にも効果が期待できます。虫の種類によって使用する餌の形状が異なり、ゴキブリの場合はゼリー状の餌を仕掛けます。
高圧噴射器などを使用して炭酸ガスを撒きます。有効性が高い一方で、巣に潜む個体を刺激してしまい、巣の拡大を招いてしまった事例もあるため、使用には専門家の判断が必要となります。トップ・クリエイトが使用する炭酸ガス製剤は人体や環境に安全性の高い薬剤を使用して散布しています。
Flow of pests extermination
1
お客様から相談を受け、現地にて害虫によってどこまで被害が発生しているのか被害状況の確認や、被害を発生させている害虫の特定を行います。主に被害の様子や糞などによって特定します。
動画は壁に作った蟻道を移動するシロアリの様子です。
2
お客様に害虫によってどこまでの被害が進んでいるかをご説明したのちに、駆除方法について解説を行います。ゴキブリなどの害虫は駆除しても定期的に発生してしまう種類がいることも合わせてお伝えしています。
3
薬剤によって害虫の駆除作業を行います。駆除方法は被害状況や害虫の種類によって異なります。炭酸ガスを散布する駆除を行う場合は、人体や環境に安全な薬剤を使用しているため、ペットや小さなお子様がいる家庭でも安心して駆除が可能です。
4
駆除作業が完了したのちは、害虫が作ってきた巣や糞などの清掃作業を行ったのちに、除菌作業をして駆除作業が完了となります。
Recurrence after extermination
トップ・クリエイトでは害虫の再発を防ぐために、農林水産省でも推奨しているIPMでの駆除を行なっています。IPMとは、総合防除という意味で、4つの観点から対策を考え、害虫駆除を行う方法です。
繰り返し殺虫剤を使用すると、殺虫剤の効かない個体が出現するため、効果的な駆除方法を考える必要があり、そこで有効的になのが4つの観点から対策を考えるIPMの方法です。通常の殺虫剤で効かないならもっと強い殺虫剤を使えば良いと思われがちですが、それだけ強い殺虫剤だと、対象の害虫にだけ効いて人体や生物・自然環境に悪影響が出てしまいます。トップ・クリエイトでは人体や自然環境などに影響のない薬品を使用し、それだけで対応できない場合はIPMの方法で害虫の駆除を行なっています。
トップ・クリエイトが対応する害虫について
トップ・クリエイトが対応している害虫を紹介しています。害獣の特徴についても触れていますので、被害があってもどの害獣かわからないという場合などにご活用ください。
対応害虫一覧害獣・害虫駆除に関するご質問やご相談は
LINEやメールにてお受けしております。