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2022.11.18
害獣の発生原因の大きな理由として、餌付けがあります。管理の行き届いていない家庭菜園や、放置された柿などの放任果樹やひこばえは、害獣にとって恰好の餌場となります。1つの集落で放置された柿の木が800本あったと報告された例や、稲刈りの後に残ったひこばえだけで60kg収量した事例もあります。害獣を寄せ付けないためにも、まずはそういった餌場となりそうなところを改善することが大切です。
耕作放棄地や、管理不足の林・ヤブなどがあると害獣が潜む場所となり、人に晒されることなく生活できてしまうようになるので、こうした場所をなくすことで、害獣が人里に近寄らなくなります。畑などは害獣が近寄らないよう囲い柵をつけたり、ネットをかけて農作物から害獣を離しましょう。
台風や経年劣化によって壊れてしまった壁や屋根を放置したままでいると、そこから害獣が入り込んでしまうことがあります。特にイタチは500円ほどの狭い穴からでも侵入できてしまうので、そういった害獣を侵入させないためにも、定期的に点検や補修を行うことがおすすめです。
家の中に侵入してしまっては、害獣を個人のお客様が駆除するのは困難です。
音のする天井をホウキなどで叩いて音を出してみても、一時的に害獣は逃げますが、また戻ってきてしまいます。必要なのは家の中に入る前に対策を行うことです。
例えば、ハクビシンは柑橘系の果樹を好みます。そして、家庭に植えられた果樹は全て取り切るのではなくいくつか残してしまい、それが地面に落ちていることがあると思います。その落ちたものが害獣の餌となりますので、一番良いのは植えられた果樹を切ってしまうことです。
もしくは、地面に落ちないよう全て収穫するか、落ちた餌となりそうなものを定期的に掃除するのも一つの手段です。
農作物を害獣から守るには、柵の設置が効果的です。柵には電気柵、フェンス、防護策などの種類があります。害獣の特定さえ出来ていれば、その対象に適した柵を農作物の周りに設置しましょう。
電気ショックにより痛みで害獣に学習させ、農作物に近寄らせないようにします。漏電防止のための草刈りや柵のメンテナンスが必要になります。
有効的な高さと強度があれば物理的に害獣を防ぐことができます。強度が必要なため、定期的なメンテナンスが必要です。
ワイヤーメッシュなどで囲った上にアルミテープや電気線を巻いてイノシシやシカ、サルなどを防ぐことができます。
被害が悪化する前に早めに駆除業者へ相談を行いましょう。害獣は家に入り込んでしまうとそこを巣として繁殖してしまいます。害獣駆除についてはこちらで詳しくご説明していますので、お困りの方はご確認ください。
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