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2022.11.24

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飼っていたカメが食べられた!アライグマによる食害について

アライグマは非常に獰猛です。その可愛い見た目からキャラクターになっていたりするアライグマですが、気性が荒く攻撃的な性格をしています。

1970年にはペットとして飼うことが流行しましたが、怪我をしたり、凶暴性に耐えきれず飼育を放棄して外へ逃がしてしまい、繁殖力の強いアライグマはそこから増殖しました。

アライグマによる被害は主に「食害」と「菌・寄生虫被害」に大きく分けられます。

食害とは、食欲旺盛なアライグマによって畑が荒らされ、家の中へ侵入すると糞尿や足音などで悩まされます。しかし、アライグマが食べるの農作物だけではありません。先日ご相談をいただいた方は飼っていたカメがアライグマによって足を食べられてしまいました。

アライグマはカメの天敵と言われています。甲羅があると言っても足が露出してしまうため、そこから食べられてしまいます。

また、アライグマが持つ病原菌や寄生虫にも注意が必要です。アライグマには「アライグマ回虫」という寄生虫が潜んでおり、幼獣の90%、成獣の60〜70%が感染しているという報告も上がっています。

狂犬病などの病原菌も保有しているため、噛まれたしまうとワクチン投与によって発症を防ぐことしかできないため、非常に危険です。

アライグマを見かけたり、屋根裏で足音がする場合、農作物などが荒らされた場合は被害が大きくなる前にすぐご連絡ください。

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